8月の売れ筋アイテム10位

今回の結果では、バッグが全体の42.8%を占め、第1

位となりました。第2位の財布と合わせると全体の約

6割となり、普段の生活の中で使いやすいアイテムが

多く選ばれていることが分かります。

夏ということもあり、サングラスやネックレスなどの

小物類が、もう少し上位に入るのではないかと予想し

ていました。しかし、今回の結果では、思っていたほ

ど販売の割合は伸びず、バッグと財布の人気が目立ち

ました。

売れ行きは季節だけで決まるものではなく、その時期

に入荷した商品のブランドやデザイン、状態、価格な

ど、さまざまな要素によって変わります。予想と実際

の結果が異なることも、販売の面白さの一つだと感じ

ています。

一方で、サングラスやライター、ネックレス、

ピアス・イヤリングなども幅広く購入されました。

バッグや財布だけでなく、ファッションのアクセント

になる小物や、趣味性のある商品にも、それぞれの需

要があることが分かります。

また、キーケースやスカーフ、ベルト、手帳カバー

など、さまざまなアイテムがランキングに入りました。

中古ブランド品は、同じ商品がいつでも入荷するとは

限りません。その時々の入荷によってランキングが変

わることも、中古品ならではの魅力です。

来月はどのようなアイテムが多く選ばれるのでしょう

か。

今後も毎月の変化を楽しみながら、売れ筋ランキング

をご紹介していきたいと思います。

自分で考え、確認し、仕事を進める力

当事業所では、支援者が細かな指示を出さなくても、

利用者さんが自分で作業を進められる場面が増えてき

ました。

自分の役割や仕事の流れを理解し、作業が終わったら

次に何をするかを考える。判断に迷うことや曖昧なこ

とがあれば、そのまま進めず、自分から確認する。

こうした姿に、一人ひとりの成長を感じています。

私たちは、このように自分で考えて仕事を進めること

を「自走」と捉えています。

ただし、自走とは、一人ですべてを抱えたり、何でも

自分だけで判断したりすることではありません。

自分で進められることは進め、分からないことは確認

し、必要なときには周囲と協力することも大切です。

事業所内ではラジオの音が穏やかに流れ、その中で利

用者さん同士や、利用者さんと支援者が確認や打ち合

わせをする声が聞こえます。静かすぎず、にぎやかす

ぎず、それぞれが落ち着いて自分の作業に取り組んで

います。

必要なときには自然に周囲とコミュニケーションを取

り、それ以外の時間は自分の仕事に集中する。

このような安心して働ける環境も、自分で考えて行動

する力につながっているのだと思います。

これまでは、一人の利用者さんが仕事を覚え、自分で

進められるようになるまで見届けてから、次の利用者

さんを迎えてきました。

10月には新たに2人の利用者さんが加わる予定です。

今回は、同じリサーチ作業を2人で一緒に学んでもら

います。お互いに確認し、相談しながら成長するこ

とで、新しい学びやチームワークが生まれることを

期待しています。

これまでの「支援者と一緒に一人の自走を支える」

という形から、これからは「利用者さん同士も確認し

、学び合いながら成長する」という形へ、少しずつ

進んでいくのかもしれません。

そして、開所から2年を迎える前に、定員を満たす見

通しとなりました。急いで人数を増やすのではなく、

一人ひとりが安心して働き、自分の役割を身につけら

れることを大切にしてきた結果だと感じています。

私たちが考える強い組織とは、支援が必要なくなる組

織ではありません。誰かが困ったときや不調になった

ときに無理をさせず、必要な支援を行いながら、周囲

が自然に補い合える組織です。

一人ひとりが自分の役割を理解し、迷ったときには確

認し、必要なときには助け合う。落ち着いて働ける環

境の中で、この積み重ねが少しずつ強い組織につなが

っていくのだと感じています。

これからも利用者さんの力を信じ、必要なときにはし

っかりと支えながら、みんなで成長できる事業所をつ

くっていきたいと思います。

~販路を広げることが成長ではなく、成長した結果として販路が広がる~

 現在、当事業所ではメルカリSHOPSを中心に販売

を行っており、売上の60%以上は海外のお客様による

ご購入です。海外購入代行サービスを通じ、日本の商

品が世界で求められていることを日々実感していま

す。

 また、商品の特徴に応じてヤフオク!等も活用し、

それぞれの販売先の強みを活かしています。

 将来的には、eBayなど海外ECサイトへの挑戦も視野

に入れています。

 しかし、私たちの目標は「海外販売をすること」や

「販売チャネルを増やすこと」ではありません。

販売チャネルが増えれば、新たなお客様との出会いが

広がる一方で、在庫管理や出品管理が複雑になり、利

用者の皆さんの負担や運営上のリスクも大きくなり

ます。 

 私たちにとって大切なのは、販売先を増やすことで

はなく、利用者の皆さんと一緒に「どの販売先でも

通用する力」を育てていくことです。これからも、一

歩ずつ経験を積み重ねながら、その時々に最適な販売

方法を選択し、無理なく挑戦の幅を広げていきたいと

考えています。